7.1 瓶マネージャ
ここでは、瓶マネージャの機能について説明します。
瓶マネージャは、複数のスクリプトを保存し、連続して確認・送信ができる機能で、SARSに組み込まれた機能です。
SSTP Bottle において連瓶と呼ばれる連続した一連のスクリプト投稿等に用いるのが主な使い方でしょう。
ゴーストのチェイントーク開発にも使えるかもしれません。
(1) 主な使い方の流れ
瓶マネージャは主に次のような流れで利用します。
- 1.瓶マネージャ起動
- SARS本体から「その他」−「瓶マネージャ」メニューで起動します。
- 2.スクリプトを書く
- SARSでスクリプトを書きます。
- 3.瓶マネージャに1行追加
- 瓶マネージャの「行追加」ボタンを押して、1行新しく作成します。
- 4.SARSから読み込み
- 瓶マネージャの「SARSから読み込み」ボタンを押して、新しく作成した行にスクリプトの内容を読み込みます。
- 5.繰り返し
- 2.〜4.を繰り返し、複数の行を作成します。
- 6.連続確認/送信
- スクリプトが出来たら、最初の行にフォーカスを当てて連続して「確認」もしくは「送信」ボタンを押下すると、連続して確認もしくは送信されます。
(2) 画面各部の説明
- スクリプトリスト
- 現在瓶マネージャで管理しているスクリプトのリストが表示されています。
- 「行追加」ボタン
- スクリプトリストに新しい空の行を1行追加します。読み込みをする前に行追加を行ってください。
- 「行削除」ボタン
- スクリプトリストの現在行を削除します。
- 「上へ」ボタン
- 現在行のスクリプトの内容を、リスト上で1行上に上げます。
- 「下へ」ボタン
- 現在行のスクリプトの内容を、リスト上で1行下に下げます。
- 「SARSから読み込み」ボタン
- 現在行にSARSのスクリプトの内容をコピーします。
- 「SARSへ書き出し」ボタン
- 現在行の内容でSARSのスクリプトを置き換えます。
- 「確認」ボタン
- 「SARSへ書き出し」を行った後に、SARSで「確認」ボタンを押したのと同じ動きをします。同時に、現在行を一行進めます。
- 「送信」ボタン
- 「SARSへ書き出し」を行った後に、SARSで「送信」ボタンを押したのと同じ動きをします。同時に、現在行を一行進めます。
- 現在行表示
- スクリプトリスト上で現在フォーカスのある行番号を示しています。
- IfGhost表示
- スクリプトリスト上で現在フォーカスのある行のゴースト名を示しています。
- スクリプト内容テキストボックス
- スクリプトの内容を示しています。ここで編集した内容はスクリプトリストにも自動的に反映されます。
「確認」「送信」を行う際、FINEを利用している場合は、SARS本体のFINE宛先コンボボックスの宛先に送信されることに注意してください。
(3)「ファイル」 メニュー
- 開く
- テキストファイルに保存したスクリプトリストの内容を読み込みます。
- 保存
- 現在のスクリプトリストの内容をテキストファイルに保存します。
(4) スクリプトの保存形式について
「ファイル」-「保存」を行った際、スクリプトは以下の形式で保存されます。
逆に、以下の形式に準拠していれば瓶マネージャ以外で作成したテキストも読み込み可能です。
ゴースト名[改行]
スクリプト[改行]
ゴースト名[改行]
スクリプト[改行]
(以下繰り返し)
文字コードはShift-JIS、改行コードは CR+LF です。
スクリプト中に改行を含んではいけないことに注意してください。