TITLE:SARSでボトルを送信してみる
* 1.ボトルにつなぐ準備 [#mf5b0122]
ボトルを使うには、SARSと同時に SSTP Bottle Client (クライアント)を立ち上げておく必要があります。SARSはクライアントに対してスクリプトを渡し、クライアントがボトルサーバにスクリプトを送信します。
SARSと同時に使うクライアントは、ボトルの公式クライアントではなく、FINE(SSTP関連ソフト間通信規格)機能を実装した、''「SSTP Bottle Client非公式ビルド(FINEサポート版)」''を推奨します。
** SSTP Bottle Client非公式ビルド [#nd346afe]
-SSTP Bottle Clientの非公式ビルドです。
-[[殊海夕音さん>http://yune-kotomi.tarenari.jp/]]より配布を引き継ぎました。
-開発当時の最新ソースを元にFINEサポートを独自に追加実装したものです。
-&attachref(./bottleclient_UNOFFICIAL_build_2005_07_13_FINE.zip);SSTP Bottle Client非公式ビルド(FINEサポート版)(2005.07.13.版)(ZIP形式アーカイブ1.2 MB)
-&attachref(./bottleclient_UNOFFICIAL_build_2005_07_13_FINE_src.zip);ソースコード(ZIP形式アーカイブ244 KB)
** SSTP Bottle Client公式ビルド [#ed870968]
|[[&ref(banner/bottle.gif,nolink);:http://bottle.mikage.to/]]|''ぼとるみかげ''&br;なる&沢渡みかげ さん。&br;SSTP Bottleの大本営です。公式クライアントはここで。 |
FINEサポート版を利用する場合、クライアント側で[ファイル]-[設定]から、[詳細]タブの[FINEリクエスト許可]をチェックしてください。
&ref(sars4bottler3.png);
また、ボトルを利用するにあたっては色々とお約束があります。お約束を守らないと厳しいツッコミを貰い、楽しく無い結果になるかもしれません。~
&color(Red){ボトル初心者は、必ず「初心者のためのBottle!」等でお約束を理解してからボトルを利用することを強く推奨します。};
|[[&ref(banner/haziboto.png,nolink);:http://www.globetown.net/~8390bottle/]]|初心者のためのBottle!&br;あるボトラーさんのサイト。ボトルを利用するにあたっての注意事項などが詳しく書かれています。 |
* 2.設定 [#gb93d1ab]
SARSでボトル用のスクリプトを書く場合、以下の設定をお勧めします。~
[ファイル(F)]-[共通の設定(O)]から次の部分を設定してください。
&ref(sars4bottler1.png);
*** SSTP Bottle Client非公式ビルド(FINEサポート版)を利用する場合 [#f6395395]
-[確認の動作]で、[FINEで確認]をチェック
-[送信の動作]で、[送信前に確認]をチェック
-[送信の動作]で、[FINEで送信]をチェック
*** SSTP Bottle Client公式版を利用する場合 [#a9c70d38]
-[確認の動作]で、[DSSTPで確認]をチェック
-[送信の動作]で、[送信前に確認]をチェック
-[送信の動作]で、[クライアントで送信]をチェック
また、スクリプトの動作確認をするため、SSPなどのSSTPサーバを起動しておいてください。
* 3.スクリプトを書いてみよう [#r0339384]
スクリプトの書き方は、「SARSでゴーストのスクリプトをつくってみる」とほぼ同じです。~
ボトルの場合は以下の点に気をつけてください。
-先頭には必ず \t が付く必要があります。プレフィックステキストボックスに \t があることを確認してください。
-ボトル特有のスクリプト上のお約束、慣習があります。例えば \c は多用しない、スコープの切り替えは \w9\w9 が一般的、などです。「初心者のためのBottle!」などを参考にしてください。
* 4.送信チャンネルの設定 [#o163b699]
スクリプトを書き終えたら、送信先のチャンネルを設定します。
*** SSTP Bottle Client非公式ビルド(FINEサポート版)を利用する場合 [#v75a4179]
図の(1)「送信先コンボ更新ボタン」を押すと、(2)「送信先コンボ」にチャンネルの一覧が入りますので、そこで送信したいチャンネルを選択してください。チャンネルの一覧が入らない場合は、クライアントが立ち上がっていないか、もしくはそのクライアントはFINEサポート版ではないか、です。
&ref(sars4bottler2.png);
*** SSTP Bottle Client公式版を利用する場合 [#fd36165e]
公式クライアントを利用している場合は、SARSでチャンネルの変更はできません。
クライアント側でチャンネルを変更してください。
* 5.確認 [#e63c7b51]
[確認]ボタンを押すと、現在立ち上がっているSSP等のSSTPサーバで、今書いたスクリプトが再生される筈です。~
お約束違反が無いかどうか確認してください。慣れないうちは、スクリプト表示などでスクリプトを毎回確認した方が良いでしょう。~
何度も言うようですが、ボトルは初心者と見られる瓶に対して厳しい反応が返る場合が多いです。確認は忘れずに。
* 6.送信 [#ic31480e]
CENTER:確認は済んだか?~
CENTER:廃人になる覚悟は?~
CENTER:厳しいツッコミが返って来て部屋の隅でガタガタ震える準備はOK?~
では送信しましょう。[送信]ボタンを押すと確認のメッセージが出ますので、ゴーストやチャンネルに誤りがないかどうか確認して、[OK]ボタンを押すと送信されます。後は廃人への道をまっさかさまに下るだけです。ご愁傷さまでした。
* 7.その他のTips [#a43d3e0d]
以下にSARSをボトルで使う場合のTipsをいくつか挙げておきます。~
より詳しい使い方やカスタマイズについては、[[SARSマニュアル]]を参照してください。
-メニューの[その他]-[クライアントを隠す]でクライアントのエディタを隠すことができます。同じく[その他]-[クライアントを表示]、もしくはSARSを終了するとまた表示されます。
-メニューの[その他]-[ボトルツール]にはボトルで役立つ?細かいツールが入っています。あまり役立たない気もします。
-ボトルに慣れてくると、複数のゴーストで投瓶する事が多くなると思います。ゴースト別設定をうまく利用してください。