* U K I Y A H O N P O *
Nel mezzo del cammin di nostra vita mi ritrovai per una selva oscura,
che la diritta via era smarrita.
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伺か関連ツール/SARS/ゴーストトーク

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1.設定

SARSでゴーストのトークを作る場合、以下の設定をお勧めします。 [ファイル(F)]-[共通の設定(O)]から次の部分を設定してください。

sars4gm1.png

  • [クリップボードにコピー]をチェック
  • [\h→\0、\u→\1に置換]をチェック
  • [\eはつけない]をチェック
  • [DSSTPで確認]をチェック

また、スクリプトの動作確認をするため、SSPなどのSSTPサーバを起動しておいてください。

2.スクリプトを書いてみよう

では実際にスクリプトを書いてみましょう。ゴーストコンボボックスから好きなゴーストを選んでください。ここでは、エミリを例にしてみます。下の画面のように、適当に会話をさせてみます。
(1)のテキストボックス(平文テキストボックスと呼びます)に次のように入れてみます。

sars4gm2.png

この時、SARS内部では、以下のスクリプトが生成されています。(実際には \0\h\1\u、と表示されますが、さっきの設定で最終的には置換されます)

\t\1\s[10]
\0\s[0]こんにちは。\w9ちょっと成長して大人になったエミリです。
\w9\w9\1見た目だけはね。

実際にスクリプトを見るには、(2)表示切替ボタン を押すか、(3)スクリプトタブを押してください。
慣れないうちは表示切替ボタンでスクリプトを見ながら書くと良いでしょう。慣れたら定型リスト状態にします。SARSの動作は定型リスト状態の方が早いです。

3..スクリプトと画面の関係

さて、画面の各要素とスクリプトはどのような関係があるでしょうか。以下の図を見てください。

sars4gm3.png

ちょっと見にくいですが、良く図を見ると、以下のことがわかります。

  • \t の部分は画面上部中段のテキストボックスの内容になっている。これをプレフィックステキストボックスと呼びます。
  • スコープ指定(\0\1)は、それぞれ\h\uと書かれたボタンに対応している。これをスコープボタンと呼びます。
  • サーフィス指定(\s[0]など)は、それぞれの画像と対応している。
  • 平文テキストボックスに書いた「。」が、「。\w9」に変換されている(図の紫の矢印)。これを句読点ウェイトと呼びます。
  • 2回目のテディのサーフィス指定(\s[10])がなくなっている。
    これは、既にスクリプトの冒頭で\s[10]が指定されており、さらに指定する必要がないためです。
    このようにSARSはスクリプトの最適化を自動的に行う機能があります。

4.色々な操作

では、もう少し会話を続けてみましょう。
その前に、\t の部分は(ゴースト作成には普通)使わないので消してしまいます。

sars4gm4.png

テディの会話の部分、図の青くなっているテキストボックスをクリックし、フォーカスを当てます。(フォーカスのあるテキストボックスは青くなります)そこでCtrl+Enterを押すか、上部の[\h追加]ボタンを押します。
エミリの顔の付いた行が増えたはずです(見にくい場合はウィンドウを大きくしてください)。図の(2)の部分、エミリの顔をクリックし、サーフィスセレクタウィンドウを出しましょう。サーフィスセレクタウィンドウは下記のようなウィンドウです。*1

sars4gm5.png

そうしたらエミリの会話「何を言うかなー、中身もしっかり大人だよ。」を入力し、Ctrl+Enterもしくは上部の[\u追加]ボタンを押しましょう。*2
テディの行が追加されたはずです。2.と同じようにテディのサーフィスも選択しましょう。
テディの台詞「…\w5その短気なところが子供だよ。」を入力します。「…\w5」Ctrl+Spaceで自動的に入力されます。

さて、一通り書けたら、図の(6)の部分に注目してください。\nの部分に2と出ていますね。
これは、今入力した会話が以下のスクリプトになることを考えれば納得がいくはずです。3行目の\n\nがそれですね。

\1\s[10]
\0\s[0]こんにちは。\w9ちょっと成長して大人になったエミリです。
\w9\w9\1見た目だけはね。
\w9\w9\0\s[9]\n\nなにを言うかなー、\w5中身もしっかり大人だよ。
\w9\w9\1\s[11]\n\n…\w5その短気なところが子供だよ。

このように、SARSはスコープあるいはサーフィスが切り替わる際に、自動的に適当なウェイトと改行を入れます。
自動で入れるウェイトや改行は、ゴースト毎に設定で変更できます。また、 \w \n と書かれている部分をクリック(左クリックで増加、右クリックで減少)するか、その脇のテキストボックスに直接数値を入れることで、切り替えの際のウェイトあるいは改行を調整することができます。

5.確認してみよう

スクリプトを書き終わったら、[確認]ボタンを押してみましょう。SSPなどのSSTPサーバで、書いたとおりにエミリが喋った筈です。
「DSSTP送信失敗:ServerNotFound」と出た場合は、SSTPサーバが立ち上がっていないか、あるいはFMO名称を「Sakura」以外にしていないか確認してください。

[確認]ボタンを押すと同時に、そのスクリプトがクリップボードにコピーされています。あとはそれをゴーストの辞書等に貼り付ければよいのです。

6.その他のTips

以下にいくつかTipsを挙げておきます。このページで紹介した機能はSARSの機能全体のうち半分にも満たない、ごく基本的な使い方です。
より詳しい使い方やカスタマイズについては、SARSマニュアルを参照してください。

  • [初期化]ボタンを何度も押すと、最初に \0 が喋るのか \1 が喋るのかが切り替わります。
  • Shift+Enterキーで \n タグを挿入できます。
  • Ctrl+1〜9 キーで \w1〜9 タグを挿入できます。
  • [ファイル]-[ゴースト別設定]でゴースト固有の細かい設定を変更できます。
  • normal.txtを編集することにより、キーボードショートカットを設定できます。

*1 サーフィスセレクタウィンドウでは、指定したい画像をクリックまたはカーソルキーとEnterキーで選択してください。
*2 Ctrl+Enterキーは、「次の行が無ければ今のスコープと異なるスコープを追加する、次の行があれば次の行にフォーカスを移動する」という意味があります。

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このページの最終更新日: 2006/03/01 16:19:17 HAST (6852d)
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