* 3.2 SVG表示モード [#sarsman0302]
ここでは、主にSVG表示モードで利用する部分について説明します。
SVG表示モードとは、下図の「SVG表示」タブを選択している状態の事で、SARSのメイン機能です。~
SVG表示モードは、GUIを使ってサーフィスを選択し、極力タグを書かずにスクリプトを作成できるように設計されています。
SVG表示モードの各機能は、平文テキストボックス(画面右下の大きなテキストボックス)のうち、薄い青色になっているものが操作対象となることに注意してください。~
それぞれの平文テキストボックスを含む一連のコントロールの事を、SARSでは「行」と呼ぶことがあります。
#ref(sarssvg.png,nolink);
#contentsx
** (1) 初期サーフィスピクチャ [#sarsman030201]
先頭にサーフィス指定した場合の、最初に喋らない側のサーフィス((つまり、''\t\u\s[10]\h\s[0]''とあった場合の、''\u\s[10]''のことです。両方のサーフィスを最初に初期化することで、特に複数のキャラクタを持つゴーストで表示がおかしくなることを防止します。))を表示しています。~
クリックするとサーフィスを変更できます。~
** (2) 初期サーフィスボタン [#sarsman030202]
現在の初期サーフィスのスコープを表すと同時に、押すとスコープを切り替えられます。~
また、右クリックすることによって ''\p[]'' つまり3人目以降のスコープを指定できます。
** (3) \h追加ボタン [#sarsman030203]
現在の行の下に、スコープが ''\h'' の新しい行を追加します。
** (4) \u追加ボタン [#sarsman030204]
現在の行の下に、スコープが ''\u'' の新しい行を追加します。
** (5) 行削除ボタン [#sarsman030205]
現在の行を削除します。
** (6) 初期化ボタン [#sarsman030206]
スコープ ''\h'' 一行、''\u'' 一行の状態に初期化します。~
''\h'' と ''\u'' の順番は、初期化ボタンを押すと入れ替わります。
** (7) スコープ切替ボタン [#sarsman030207]
各行のスコープと行番号を表示しています。~
押すと ''\h'' と ''\u'' が入れ替わります。
また、右クリックすることによって ''\p[]'' つまり3人目以降のスコープを指定できます。
** (8) ウェイト設定エリア [#sarsman030208]
''\w'' と表示されている部分を左クリックするとウェイトが増え、右クリックするとウェイトが減ります。~
増減する単位は、ゴースト別設定の「変更単位」で設定することができます。~
また、右側の小さなテキストボックスを直接変更することもできます。
ここで指定するウェイトは、この行の内容を喋りだす''前の''待ち時間となります。~
(つまり、最初の行ではウェイト0が普通です)
** (9) 改行設定エリア [#sarsman030209]
''\n'' と表示されている部分を左クリックするとウェイトが増え、右クリックするとウェイトが減ります。~
増減する単位は、ゴースト別設定の「変更単位」で設定することができます。~
また、右側の小さなテキストボックスを直接変更することもできます。
ここで指定する改行は、この行の内容を喋りだす''前の''改行となります。~
(つまり、最初の行では改行0が普通です)
** (10) サーフィスピクチャ [#sarsman030210]
各行のサーフィスを表示しています。~
左クリックすると、サーフィスセレクタウィンドウが表示され、サーフィスを選択できます。
また、右クリックするとこの行に対する操作のメニューを表示できます。
** (11) プレーンテキストボタン [#sarsman030211]
このボタンを押しこんだ状態(紫色になった状態)にすると、この行の平文テキストボックスに記載した内容には、句読点の自動ウェイト、及び改行の自動置換が行われません。~
つまり、この行に限って、素のスクリプトを記載することになります。
** (12) 平文テキストボックス [#sarsman030212]
ここに書いた内容に、句読点の自動ウェイト、及び改行の自動置換が行われ、最終的なスクリプトが生成されます。~
通常はあまり意識せずに日本語のみを記載すれば適切なスクリプトが生成できる筈ですが、勿論ここにタグを記載することも可能です。~
''\_s''や''\_q''等はSARSでは対応していませんので、タグを直接記載することになります。
タグを記載する際には、定型リスト、定型句、サーフィスセレクタを表示するショートカットキー(Ctrl+S)、及び[[TIPSにあげたショートカットキー>SARSマニュアル/2:TIPS#sarsman0201]]などが役に立つでしょう。