* 4.1 共通の設定 [#sarsman0401]
ここでは、「ファイル」メニューの「共通の設定」で設定可能なオプションについて説明します。
共通の設定とは、全てのゴーストに共通するSARSそのものの設定で、SARSと同じディレクトリの sars2option.xml に保存されます。
#ref(sarscoption.png,nolink);
#contentsx
** (1) ghost.txtの位置 [#sarsman040101]
SVGの一覧を記載した ghost.txt の位置で、通常は初回インストール時のみ設定します。~
インストール方法等は[[ここ>浮子屋本舗:/sars/sarsinstall.html]]を参考にしてください。
** (2) ゴースト別オプションのディレクトリ [#sarsman040102]
ゴースト別設定のファイルを保存するディレクトリを設定します。通常は初回インストール時のみ設定します。
** (3) ゴースト別オプションデフォルト設定の変更 [#sarsman040103]
ゴーストデフォルト設定を変更します。ゴーストデフォルト設定とは、ゴースト固有設定ファイルを持たないゴースト全てに適用される、ゴースト別オプションです。
ゴースト固有設定ファイルは、そのゴーストで「ファイル」メニューの「ゴースト別設定」を選択した際に作成され、(2)で指定したディレクトリに、SVGファイル名.xmlという名前で保存されます。
** (4) 共通定型句の位置 [#sarsman040104]
全てのゴーストに共通する定型句ファイルの位置を指定します。通常このファイルには、
例えば ''\_s'' タグや ''\s[0〜9]'' 等、殆どのゴーストに共通する定型句を記載します。
ゴースト別設定で指定した定型句ファイルは、この共通定型句に対して上書きされる形になります。(例えば、せりこのがこんがこんは、せりこのゴースト固有設定で指定します。その場合、せりこを選択したときのみ、がこんがこんが有効になります。)
** (5) 定型リストの位置 [#sarsman040105]
定型リストファイルの位置を指定します。
** (6) 確認の動作 [#sarsman040106]
確認ボタンを押した際の動作を設定します。
:クリップボードにコピー|確認ボタンを押した際に、スクリプトをクリップボードにコピーします。
:\h→\0、\u→\1に置換|クリップボードにコピーする際に置換を行います。ゴーストのトークを作成する際などに利用します。
:\eはつけない|クリップボードにコピーする際に、スクリプトの最後の ''\e''タグを除去します。
:クライアントで確認|SSTP Bottle Client をウィンドウ名称から探して、スクリプト欄に貼り付け、クライアントの確認ボタンを押す、という一連の動作を行います。動作が安定しない場合があるので、DSSTPで確認もしくは、FINE対応クライアントが使える場合は、「FINEで確認」を利用する事をお勧めします。
:DSSTPで確認|DirectSSTPで、現在起動中のSSTPサーバ(SSP、SSTP-Viewer等)にスクリプトを送信します。DirectSSTPを送る際に利用するFMO名称は、「DSSTP FMO名称」で変更できます。
:FINEで確認|FINE対応クライアント、もしくはSSPを使っている場合のみ有効です。FINEMessageSendを利用して確認の動作を行います。FINE宛先コンボボックスは、この確認方法を使っている時のみ意味を成します。
** (7) 送信の動作 [#sarsman040107]
送信ボタンを押した際の動作を設定します。
:クリップボードにコピー|送信ボタンを押した際に、スクリプトをクリップボードにコピーします。
:送信前に確認|送信する前に、本当に送信して良いかどうか尋ねるダイアログを出します。
:クライアントで送信|SSTP Bottle Client をウィンドウ名称から探して、スクリプト欄に貼り付け、クライアントの送信ボタンを押す、という一連の動作を行います。動作が安定しない場合があるので、FINE対応クライアントが使える場合は、「FINEで送信」を利用する事をお勧めします。
:FINEで送信|FINE対応クライアント、もしくはSSPを使っている場合のみ有効です。FINEMessageSendを利用して送信の動作を行います((宛先がSSPの場合は確認も送信も同じ動作をします))。
:FINE送信後宛先をクリア|送信を行った後に、FINE宛先コンボボックスをクリアします。
** (8) DSSTP FMO名称 [#sarsman040108]
DirectSSTPで確認する際のFMO名称を変更できます。通常は「Sakura」で問題ありません。
SSPとSSTP-ViewerでFMO名称を分けている場合等は、ここで指定することで明示的にどちらにDirectSSTPを送信するかを制御することができます。
** (9) クライアントのタイトル [#sarsman040109]
ここでの「クライアント」とはSSTP Bottle Clientの事です。
クライアントで確認、送信する際、及び、クライアントを隠す、クライアントを表示、の動作において、クライアントのウィンドウを探すための、ウィンドウタイトルを指定します。
通常は「SSTP Bottle Client」で問題ないでしょう。
** (10) ゴースト選択 [#sarsman040110]
:ゴースト選択で ghost.txt の順番変更|ゴーストを選択した際に、ghost.txtを、そのゴーストが一番上にくるように並べ替えます。良く使うゴーストがリストの先頭に来ることを意図した機能です。
:右クリックメニュー行数|ゴーストコンボボックスを右クリックした際や、「ゴースト」メニューを表示する際の、メニューの行数を指定します。0を指定すると縦に全て並んだ状態で表示されます。
** (11) ツールヒントを表示しない [#sarsman040111]
チェックすると、ツールヒント(黄色の小さなポップアップ)を表示しません。操作に慣れてきたらチェックしてください。
** (12) 最小化時はタスクトレイへ [#sarsman040112]
SARSを最小化した際、タスクバーではなくタスクトレイに入るようにします。
** (13) フォント [#sarsman040113]
SARSで利用するフォントを指定できます。空白にするとデフォルトに戻ります。
** sars2option.xml の隠しオプション [#sarsman040114]
:TimerFileName|アラーム(謎タイマー)の音声ファイル名は通常 timer.mp3 ですが、ここで別のファイル名に変更することができます。
:TraceLog,WarningLog,ErrorLog|ログファイル書き出しのON/OFFができます。